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2012年の発売以来、有川浩作品の中で1,2を争うほど評価が高く、舞台、ラジオドラマ、絵本、朗読劇と、数多くのメディアミックス展開された「旅猫リポート」。原作者の有川浩も、過去のインタビューでは「一生に一本して書けない物語」と表現するほど思い込みの強い作品で、自ら脚本開発にも参加。猫を主要なキャラクターとして登場し、全編にわたって高度な演技が求められるこれから、映像化困難とされてきた本作が、満点して福士蒼汰主演で実写映画化。数多くの作品に出演している高畑が、猫の声を担当するのは初めてだが、オス猫の声を見事に演じ切る、物語に生命力と説得力を吹き込みでいる。有川浩原作への出演は「植物図鑑」。
また、この度、音楽はコトリンゴに決定!2016年に公開ロングランヒットとなった「この世界の片隅に」で音楽を担当し、第40回日本アカデミー賞のほんの数多くの音楽賞を受賞したコトリンゴが、原作の世界観を柔らかいメロディーと歌で表現し、本作を彩る。映画音楽を担当するのは同作以来。
心優しき青年とツンデレ猫の凸凹コンビと、菜の花畑や富士山など息を呑むほど美しい日本の風景がコトリンゴの音楽ときれいに重なって、見た人を優しく気持ちにさせてくれる。柔らかい雰囲気の中、「さあ行こう、これは僕らの最後の旅だ」「俺の最後の猫がナナでいった」という意味深いセリフが物語の結末を期待させる。果たして2人の旅はどうなるのか?
【高畑充希コメント】
「植物図鑑」ぶりに有川さんの作品に参加させても、お話を伺うと、まさかの、猫!わたしの実家で幅を利かせているニャンコも、ニャーとかギュルギュルとか、ギャーとかなんだか分からない猫語をよく発しているので、「猫が話す」というのはなんだか少し、想像がついたのですけど、さて、自分がやるとなると、どうしたものかなぁ〜,,。向かいアフレコでしたが、俳優猫ちゃんの可愛いのない可愛らしさに夢中になっているちちに、気づいたら終わっていました。
声を担当させていただいているものが、見所はズバリ、喋らない時の猫ちゃんの顔!大きな目に映る様々なものに、想像力を掻き立ててしまってしまった。

【コトリンゴコメント】
悟とナナ、その友人たちのように、大切なパターナーや仲間と共に過ごす時間、その一瞬一瞬が愛おいしい思い、素敵な作品に参加できてても光栄です。今回、音楽を作っていて上監督の監督さんからのアドバイスの一つに、観てくれましたお客さんが思考口ずさんでしますようなテーマだといい、言葉がありました。シンブルなようにて難しく、でもまたとても大切な事だと思って、制作中は何度も振り返っていました。この作品を観て後の、あたたかい気持ちがたくさんさんの方に届くように。
【ストーリー】
元野良猫のナナは、交通事故にあったころを心優しい猫好きの青年・悟に助けられ、5年間、飼い猫として幸せに暮らしてきた。そしてある事情でナナを手放さなくてはならなくなった悟は、新しい飼い主を探すために、ナナと一緒に、親友や初恋の人など、悟がこれまでの人生で出会った大切な人たちを訪ねる旅に出る。それは図もずっと悟りの人生をふりかえる旅となる。強い絆で結ばれた一人の一人のおかしく、切なく、あたたかい物語。旅の終わりに明かされる、悟の「秘密」とは – 。
2018年10月26日公開
みたい
高畑さんの声猫にぴったり
福士くん役合ってるね〜