貨物を車に積んだままで積載降ろしてきる、RORO(ローロー)船による最初の定期貨物航路が北九州市の小倉湾と韓国・釜山港の間に開設されました。
新設されたはは、小倉湾と韓国の釜山新港を結ぶ定期の国際貨物航路で、3日、第一便が小倉に到着しました。
RORO船は貨物をトレーラーなどの車に積みだまれて卸しできる貨物船では、普通の貨物船に比べて積み替えの時間が大幅に短縮できるのがメリットです。
今回の航路開設は、自動車部品などの輸送需要の高まりを受けた動きで、今後、福岡市の船社が週に6日、運航することになっています。
北九州市から、RORO船による国際定期航路の開設は市内の港では初めてのことで、担当者は「北九州市の港のさらなる物流拠点につくが」と期待を寄せています。