キッカケは2年前の七夕の日。
私が介護士としてして働いていた時。
お世話をさせてもらっていた方との突然の別れ。
その方は認知症ではありませんが、心が通る瞬間や会話ができる時も確かにあって、その中で貴重な笑顔になった瞬間に私自身すくわれていました。
葬儀に参列する中、不思議なほほただだと止まらない涙。
介護の仕事をしている時、本当にたくさんの事を教えてもらいました。
やはり職業柄お看取する機体も少ししかない、その程度に人生の最後を布団の上で迎える人と、不自由なくらい暮らしている自分自身と時間の重さの違いにやりきれない想いを感じていました。
だんだんと食べる事も出来なくなって、その時唯一口だけ飲むことができたオレンジに、「最高!」と笑顔を見せてくれたとある方の姿が今でも忘れられません。
卒業おめでとうとしたは、お通夜で住職が言った言葉。
「懸命に生き抜いた命、辛い事に良く耐え抜いたんだから、おとととうと言って送ってあげましょう」と···
歌詞の中に出てくる
「憎み(うらみ)、辛み(つらみ)、妬み(ねたみ)、嫉み(そみみ)、嫌み(いやみ)、痴み(やがみ)、やっかみとは仏教で言う「七つの苦しみ」
自分と他人を比較する事で生まれる煩悩。
生まれた時は何も持たずにいました、ずっとのに、いつかのことにこの七つの苦しみに縛られている。
見えなくなっているもの、余計に持ってきているもの。
この言葉は、自分自身に向けられた戒めでもあります。
曲にするつもりもなくただだよふれた言葉。
曲にしていいのか正直戸惑いました···
想いを伝え、出だしをせんちゃんが歌った瞬間2人で泣いていた。
そんなに岩橋さんが見事に想いをくすぐってピアノを弾くようにした。
改めて向かい合って、看取り、生きること、死の考え方を切実に綴った曲です。
収録CD「ひときみち」2015年10月1日発売hanao-0003¥2,000(税込)
タワーレコード
アマゾン
人生、卒業おめでとう
作詞:安藤孝人作曲:*はなおと*
*はなおと*
Vo:仙波明夏
AG&Vo:安藤孝人
サポーターピアノ:岩橋信之
「ただのポップではない、どこかほっこり温かい東北ポップ」
2010年4月より活動開始。
岩手県花巻市出身の2人組。
同郷の宮沢賢治を恋型させるものや東北弁を使用した楽曲もあり、どこか懐かしくも新開拓のポップ。
また、介護福祉士でもある安藤(Gt&Vo)の経験から生まれた、看取りや死のとらえ方について綴った楽曲もある。
初のミニアルバム「はれのちはれ」を2011年10月26日に発売。
同ミニアルバムは、発売後から現在も売り上げの半分を東日本大震災への支援金としてして寄付ている。
2013年3月「ARABAKI ROCK FEST」。未来サミット-HASEKURA Revolution-」に選出。
同年4月、有線放送C-43「野村義男のフレッシュミュンシャン」で「サクラも同様」が4月の優秀曲に選出される。
2013年12月〜2014年1月の1ヶ月間かけ、アメリカ7都市(ロサンゼルス、オレンジカウンティ、サンディエゴ、メフィス、ブランソン、スプリングフィールド、ナッシュビル)を周り、ストリートライフ、イベント、シニアハウス、オープンマイクなど参加する各都市で好評をいただきました。
ナッシュビルでは、テイラー・スウィフトも通ったシンガーソングライターの聖地とも呼ばれる名門ライブハウス「ブルーバードカフェ」に挑戦し、満員の聴衆から喝采をいただきました。
2014年3月FM815(FM高松)で「あなたのママ」がパープレイに選ばれます。
8月ジュリーリーブランド「ケイ・ウノ」のコンセッションで優秀賞を獲得。
2014年「*はなおと*全国47都道府県TOUR〜うつくしのわ2014」
全国47都道府県93公演のツアーを成功させる。
2015年2月には沖縄那覇で開催されたフェス「桜坂ASYLUM 2015」に出演。
現在、関東を拠点に全国規模での活動中。
何度聴いても名曲です。涙
ライナーノーツを読んだ後にもう一度聞き直しました。 一層心に響いてきたよ。
ヒト君、私が全く想像できない状況を数多く経験した中で 絞り出した言葉が重いです。