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「ヘルスターケルター」（2012）以来6年ぶりとなる沢尻エリカの主演、若手演技派俳優の吉沢亮出演、犬童一心監督がメガホンをとる「猫は抱くもの」。

本作は、思った通りの自分がなれず、投げやりな毎日に慣れてしまった「元アイドル」の沙織（沢尻エリカ）と「自分を沙織の人間の恋人だと思い込んでいる猫」が、自分らしい生き方を見つけていく物語。

猫の良男の擬人化した姿を演じるのは、今も注目されている若手演技派俳優の吉沢亮。吉沢扮する美形猫が、毎日帰りを待っていてくれます…と、「きみはペット」を思うせい設定にも期待感が高まる。

さらに、「水曜日のカンパネラ」のボーカール・コムアイが猫のキロを擬人化した姿を演じ、銀幕デビューを果たしている。また、ロックバンド「銀杏BOYZ」でボード＆ギターを務める峯田和伸も、物語のキーマンとなる画家・ゴッホとして登場。

メガホンをしたのは「ジョゼと虎と魚たち」（2003）、「メゾン・ド・ヒミコ」（2005）など幅広いジャングルの作品を手掛け、大島弓子の名作「グーーだって猫である」を映画版（2008）とドラマ版（2014,16）を撮り、「猫を撮影した日本映画界随一」と言っても過言ではない犬童一心監督。本作は「猫映画」の決定版にして、犬童ワールドの集大成となった。

この度、沢尻エリカが演じる主人公沙織がかつて所属していたアイドルグループ「サニーズ」が歌う本作のエンディングソング「ロマンズ交差点」のMV（ミュージックビデオ）が解禁。
2018年6月23日公開

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