最終話
野良猫チロリンは、おちくんとその兄弟のキジトラが居着いた後、どこからかやったたちちゃんちちと年齢は変わらない推定2ヶ月頃の子猫でした。居着いた先のお宅でお世話になりつつ、発情期を迎えました。当初、雄だと思っていたチロリンが交尾をする姿を見て雌であることを驚きました。
それから数ヵ月、お腹の大きくなったチロリン。
まだ成猫になっていない段階の妊娠出産、産まれたのは4匹です。
チロリン自体が何もかもはじめての経験だったのだと思います。母乳の出も悪かったように感じます。赤ちゃんたちは、未熟児のように小さく育っていきませんでした。
次々と育児放棄をして、2匹が倒れて1匹は私が保護することになったが、最後に残った子猫も弱っていたようでした。
この子も私が保護するばかりと考えられなかったことはありません。
乳飲み子を育児が終了していない段階で子猫と引き離しと、母猫がその後婦人科的な病気になる恐れがあると聞きました。チロリンのことを思えばそれはできません。
そして、子猫が母猫であるチロリンを求めている姿もありました。
窓からチロリンの子育てする姿を見守ってきましたが、最後はやはり子猫が危険な状態になっているため、いけないがチロリンのそばまで行ってしまった。
チロリンにおいて呼ぶと私のとここへ来てくれました。
チロリンおめでとう、たけど赤ちゃんしんちそうそだから私に預けてくれる?と聞いてみました。チロリンは、また子猫のそばに行き子猫を抱えているように舐めていました。瀕死の状態に見える子猫に対してチロリンは毛繕いを始めました。その姿を見て、チロリンは最後のこの子は育児放棄せず見守るつもりなんだと判断しました。
子猫をチロリンから引き離すことは簡単にできたはずです。
でも、私は敢えて子猫を保護することはしませんでした。
チロリンの母としての最後の行動を尊重することを選んだのです。
今後、私のことはチロリンに避妊手術することと思います。
音楽引用元
フリー素材魔王魂
最終話になってしまったんですね。
残念です。
ずっと見てきたから
自分も近くで見てきた感じが
します。
チロリンは、最後まで
頑張ったね。
主さんも助けたい気持ちと
辛かったと思います。
はなちゃんを大切に
してあげてください
なかなか言葉に出来ず、コメント遅くなりました。
お辛かったでしょう。
チロリンをこれからもよろしくお願いします。
手を出さずに見守るのは辛かったと思います。
母猫が側にいるのに取り上げる事は出来ないですよね。
チロリンだって、自分の子供可愛かったんだよね。だけどどーしていいか分からなかったんだよね。
けど、ちょっと気だるそうなチロリン、また妊娠してるのかなって思うんですけど……
お風呂上がってきて
今 見せてもらい 涙で 顔が ぐちゃぐちゃになりました
チロリン お乳の出が悪かったのね
赤ちゃんに 愛情あったし ちゃんと母親だよね
きっと チロリン不安だったんだね
私達が 人間が その状況 状況に応じて
応じた 対応が 大切なんですね
ママさんも 苦しくて悩まれて 決断され
て いつも 感謝してます
早く日本が 変わって
ペットショップではなく
保護した動物を 助け飼う世の中に
なってほしいです
野良ちゃんを見ると いつもその考えが でてきてしまいます
チロリンの母猫としての仕草を尊重された決断に、何と答えればよいのでしょうか。ママさんの決断がチロリンの母性に届き、どうかこの仔猫が無事に育ってくれるようにと願うだけです❗
主さん、チロリンを尊重し、勇気のある、そして苦しくて辛い決断されましたね。以前、私は子ネコを保護して下さい、とコメントしましたが、それはチロリンのことを考えてなかったかのように今では思います。
もし最悪な結果になってしまい、状況が許されるならば、またお湯で洗ってあげてください。
今後のチロリンに幸多かれと思わずにはいられません。